こんにちは!1歳児を自宅保育中のちゃまです。
前回ご紹介した子育て支援サービスの一時保育に続き、今回はファミサポ編をご紹介します。
私の様に両親がすぐ近くに住んでいなかったり、育児休暇中でいざという時の子供の預け先が決まっていないという方は少なくないと思います。
私の場合は妊娠したことををきっかけに、子育て支援サービスの利用に踏み切りました!
私が住んでいる藤沢市での体験談をお伝えしていきますが、お住まいの地域によっては利用の流れやルールなどが異なる場合もあります。
利用してみた感想などもまとめましたので、是非参考にしてみて下さい。
・自宅保育でお子さんを育てている
・仕事と育児の両立が大変
・近くに頼れる親や兄弟が居ない
・常につきっきりで見てもらいたい
ファミサポの基本情報
ファミサポとは、
「ファミリーサポートセンター」
の略です。
小さなお子さんを持つママさん達が安心して子育てができるよう、地域(市内)の人たちでお互いに助け合っていく仕組み。
子育ての手助けを必要とするママさん達と、子育てのサポートが出来る方で会員組織を作り、役所のアドバイザーさんが仲介となって育児支援活動が行われます(有料)。
何かあった時にご近所さん同士で助け合うことが、昔は当たり前にありましたよね!
ファミサポというのは、それに似た制度です。
それでは、どういった時に利用できるのでしょう?
・保護者の通院、介護など
・保護者のリフレッシュのため
・保護者の仕事や買い物など
・仕事や出張などによる宿泊
・病児・病後児
・保育園や幼稚園、小学校や放課後児童クラブ後の預かり
・保育園や幼稚園などへ
・小学校・放課後児童クラブへ
・お子さんの習い事先へ
子ども1人・1時間あたりの料金
月曜日~金曜日 午前6時~午後10時 700円 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 午前6時~午後10時 900円 夜間の預かり(3歳以上が宿泊する場合は半額) 午後10時~午前6時 900円 病児・病後児の預かり(宿泊・複数預かりは行わない) 午前6時~午後10時 900円
- 最初の1時間までは、それに満たない場合でも1時間とします
- 1時間を超えると30分単位の加算とします
- 兄弟姉妹一緒の預かりは2人目以降を半額とします(宿泊を除く)
- そのほか交通費などがおねがい会員の負担となります
また、ファミサポの場合も児童の預かりについては
3歳から5歳の児童(4月1日時点の年齢)
0歳から2歳の住民税非課税世帯の児童(4月1日時点の年齢)
認可保育園に通っていないことが前提で、無償化の対象となります。
ファミサポ登録から開始までの流れ
私の住む藤沢市では、お子さんを預けたいママパパさんを「おねがい会員」、サポートをしてくれる方を「まかせて会員」、どちらの活動もする場合は「どっちも会員」と呼んでいます。
お子さんのサポートを依頼したい方は、まずおねがい会員になるための登録をします。
藤沢市の場合は、市内在住・勤務をしていて、0歳児から小学校6年生までのお子さんのいる方なら登録が出来ました。
②すぐに依頼したい場合は登録完了後ファミサポに連絡して、まかせて会員さんを探してもらう
③まかせて会員さんの自宅にて、アドバイザーさん立ち会いのもと面談
④サポート日の日程などは、会員同士で連絡を取り合う
⑤サポート日程が決まれば、おねがい会員からファミサポへ連絡
ここまで終われば、後は当日まで待ちます!
私の時は悪阻真っ最中だったため、代わりに夫が登録説明会へ行ってくれました。
登録者本人の書類を持っていけば代理の方が出席してもOKだったので、とても助かりました!
また、まかせて会員さんを探してもらう時は、子供のアレルギー有無、なかなか見つからない場合に市内のどの範囲まで広げてOKか、ペットの居るお宅は大丈夫かなどを質問されます。
サポートしてくれる方が見つかるまでの間は、1週間~1ヶ月くらいかかる場合もあります。
事前の面談もして双方で打ち合わせが出来ないと利用開始とはならないので、すぐにサービスを利用したい方は会員登録が出来たら早めに動くことをオススメします!
サポート会員さんって?本当に預けても大丈夫?
まかせて会員=サポート会員さんには、
市内在住でセンター事務局が実施しているサポート会員の研修会(3回程度)を受講した方
だけがなることが出来ます。
サポートを依頼した時間の分だけサポート会員さんに直接料金を支払うというシステムですが、その後はサポート会員さんが事務局へ報告書をあげることになっています。
子育て経験のある主婦の方や保育士経験のある方など女性の方が多いと思いますが、中には男性会員さんも居らっしゃいます。
子育てが落ち着いた方だったり、ご夫婦でサポート活動をしていたり、例えば小学生くらいの自分のお子さんも遊び相手にさせてお世話してくださる方もいたりと、どんなサポート会員さんに当たるかは状況によって様々です。
また、実際に面談をしてみて、
やっぱり不安があるから、他の方で探してもらいたいな…。
ということがあれば、面談後にアドバイザーさんに相談して別の方で探してもらうことも可能です。
お互いの状況を確認して「何かあったらお願いしましょう」という流れで終わるので、連絡先を交換することはあっても自分が実際に依頼するまでは、活動が開始することは特にありません。
基本的に面談の後は会員同士のやり取りになるので、アドバイザーさんから断りを入れて気まずくなるということもないようです。(念のため、事前にアドバイザーさんに聞きました。)
とは言っても、市が管轄する事業で「地域に寄り添って子育ての手助けをしたい」という方が集まっています。
思いやりがあってお子さんにも慣れている方が尽力してくださってるんだろうな。
と個人的には思います。
また私の住む市では、会員になると万が一の事故に備えて自動的に保険にも加入できて安心でした。(保険料も市が負担しています!)
ファミサポのメリットとデメリット
ここからは、私が個人的に感じたファミサポのメリットとデメリットをお伝えします。
まず、メリットについて。
おうちで過ごすのと変わらず、一人の子供を事故がないようにつきっきりで見ていただけるので、ケガのリスクが少ないと思っています。
また、一時保育と違って基本的には関わる方が会員さんだけなので、感染症のリスクも少ないです。
会員さんの予定が空いていれば、比較的こちらの都合と合わせやすく、LINEやショートメールなどで連絡も取りやすいのが楽で良いです!
0歳児から預けられるというのも、助かりますね。
また、有料ということ以外は、ご近所さんの知り合いも出来るという点、今後もっとお預けする機会が増えれば、個人的に何か相談をしたり出来るという安心感もあります。
次にデメリット。
地域によりますが、一時保育より料金設定が高め。
ベビーシッターとかよりは安いと思います。
なので料金を重視するのであれば、一時保育の空きがあった場合はファミサポを利用する機会がなかなかないかもしれません。
また、子育てが始まる前はファミサポという言葉さえも知らなくて、保育園ほど馴染みがなく初めて知ったという方も少なくないのではないかと思います。
その為、利用してみる事にも少し抵抗があったり、プロの保育士さんではない見ず知らずのご近所の方に預けるということに不安も出てきます。
なので、相手の会員さんが自分にとって本当に信頼できそうかという見極めも大事かもしれません。
ただそれだけのことですが、自分が安心してその方に託せると思えるかというのは結構重要ですよね!
実際に利用してみた私の体験談
私はすぐにでもサポートしてもらえる準備がしたかったので、登録が完了したらすぐにファミサポ事務局へ電話して、近所で手助けしてもらえそうな会員さんを探していただきました。
しばらくして、2週間以内に連絡が来ました!
サポートしてくださるという会員さんは、徒歩5分くらいの場所にお住まい、週に数回仕事をしていて地域のボランティアにも積極的に参加されているという50代の女性。
面接日もすぐに設定していただき、翌週にはまかせて会員さんのご自宅へ息子を連れて伺いました。
夫も同席希望であれば本来は一緒に面談してもOKだったのですが、コロナの感染者がまた増え始めている時だったので大人3人と子供一人の最低限の人数となりました。
お相手の方は第一印象から優しそうで物腰も柔らかく、私自身もすぐ心を開いてお話し出来ました!
うちの子はまだ1歳なので、お預けした際は危ないものは置かないように配慮してくださることなども伝えてくださりました。
何年も会員の経験がある方で流れなどもしっかり把握してらっしゃったので、その後のやり取りもスムーズでしたし何より安心感がありました!
利用したのはまだ一度だけで3時間程でしたが、当日はご自宅の一つの部屋でつきっきりで見てくださって、お子さんや甥っ子さんが使っていたおもちゃなどでたくさん遊ばせてくれていたようです。
1回目は何も問題なく終わりました。
家からは保育園より近いのもあって、また次回短時間でもお願いしたいと思っています!
まとめ
いかがでしたか?
今回は子育て支援サービスの一つ、ファミサポについてご紹介をしました。
子育てが初めての方などは、仕組みがいまいち分からないし見ず知らずの他人に預けるのには抵抗があると感じていた方も少なくないと思います。
ですが、ご近所の会員さんは少なからず地域の役に立ちたいと思って活動している方達です。
皆さんも、ご近所で子育てを手助けしてくださる素敵な方と巡り会えることを願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。